科研基盤S
仏教学新知識基盤の構築
――次世代人文学の先進的
モデルの提示

本研究プロジェクトは、仏教学新知識基盤の構築を通じてデジタルアーカイブ時代の次世代人文学のモデルを提示しようとするものです。

これから開催する主催イベント

国際シンポジウム
デジタル時代における人文学の学術基盤をめぐって

  • 2018年7月6日(金)13:30~
  • 於一橋講堂中会議室(同時通訳付き
  • 同時通訳付き
  • 参加費無料・要参加申込み 参加申込みフォーム

プログラム(敬称略)

  • 13:30 開会挨拶 (下田正弘)
  • 13:50 講演(Laurent Romary)
  • 14:30 講演(Gregory Crane)
  • 15:10 休憩
  • 15:25 講演(大向一輝)
  • 16:05 ショートプレゼンテーション(18件:下記参照)
  • 16:45 ポスター及びデモンストレーション(同上:下記参照)
  • 17:25 パネルディスカッション
  • 18:05 ポスター及びデモンストレーション
  • 18:30 終会

開催趣旨

科学研究費補助金基盤研究(S)「仏教学新知識基盤の構築―次世代人文学の先進的モデルの提示」は、仏教研究を事例としながら、デジタル時代における人文学の学術基盤のありかたについて、研究を重ねてまいりました。日本の人文学にとって焦眉のこの課題を解決するためには、世界の現状を把握したうえで、独自の見通しを立てることが重要です。

このたび、このテーマに関して国際的に指導的役割を果たしている2名の研究者を招聘し、下記のとおり、国際シンポジウムを開催する運びとなりました。招聘する研究者の一人は、欧州における人文学・芸術のためのデジタル研究基盤プロジェクトDARIAHのリーダーであるLaurent Romary博士、もう一人は、ギリシャ・ラテンの古典籍の高機能テクストデータベース、ペルセウスデジタル図書館のリーダーであるGregory Crane教授であります。DARIAHは、欧州研究基盤コンソーシアム(ERIC)の一環として人文学と芸術に関する多様な観点からのデジタル研究基盤の共有と研究の場を提供するとともに、デジタル・ヒューマニティーズのためのMOOCを公開するなどしています。ペルセウスデジタル図書館は、1985年に始まり、1,178のギリシャ語作品、612のラテン語作品、その様々なエディションを含む、総計5千万語のテクストからなる高機能文献検索閲覧サービスを世界の西洋古典研究者に提供しています。いずれも人文、芸術の分野における世界最先端の知識基盤として、日本の人文学の学術基盤の構築に、さまざまな示唆を与えてくれるものと期待しています。

今回は、同時通訳を提供することで、最先端の人文学デジタル学術基盤について日本語で議論できるようにいたします。

さらに、このたびは、現在の日本における人文学のデジタル学術基盤がどのように展開しているかを参加者の皆様に一望していただくことを目指し、関連する日本の代表的な組織・プロジェクトのうち18件について、ポスター発表及びデモンストレーションという形でのご参加をいただくことができました。関係者の方々と直接やりとりのできる貴重な機会にもなろうかと思います。詳細は下記をご覧下さい。

皆様におかれましては、ふるってご参加いただけますよう、ご案内申し上げます。

講演

  • Laurent Romary (欧州人文学デジタル研究基盤)
    フランス国立情報学自動制御研究所(Inria)研究ディレクター。自動言語モデル化と分析、コンピュータ人文学プロジェクト(ALMAnaCH)の副リーダー、欧州人文学デジタル研究基盤事務局長を務める。半構造化文書のモデリングに関する研究に従事しており、特にテクストと言語資源に注力している。国際標準化機構TC37委員会とText Encoding Initiativeにおいて、標準化活動も行ってきている。そして、オープンアクセスの推進にも長い期間携わってきている。


  • Gregory Crane (ペルセウスデジタル図書館、ライプツィヒ大学・タフツ大学)
  • 大向一輝(国立情報学研究所)
    1977年京都生まれ。2005年総合研究大学院大学博士課程修了。博士(情報学)。2005年国立情報学研究所助手、2007年同助教、2009年同准教授。2012年特定非営利活動法人リンクト・オープン・データ・イニシアティブ副理事長。大学院在学中に有限会社グルコースを設立し、現在株式会社グルコース取締役。セマンティックウェブやソーシャルメディア、オープンデータの研究とともに、学術情報サービスCiNiiの開発に携わる。IT総合戦略本部データ流通環境整備検討会オープンデータワーキンググループ構成員。一般社団法人オープン&ビッグデータ活用・地方創生推進機構利活用・普及委員会委員。著書に『ウェブがわかる本』(岩波書店)、『ウェブらしさを考える本』(丸善出版)がある。

ポスター・デモンストレーション(発表者名の五十音順・敬称略)

  • MoSaIC: 様々なコンテクストによってデジタルコンテンツを繋ぐ
    石川 尋代, 金子 晋丈, 松田 隆美(慶應義塾大学DMC研究センター)
  • 日本語史研究基盤としての『日本語歴史コーパス』
    小木曽 智信(国立国語研究所)
  • NIJL-NW project:現況と未来
    岡田 一祐,松田 訓典,山本 和明(国文学研究資料館)
  • IIIF Curation Platform:人文学における画像配信・検索・再編集基盤」
    北本 朝展(情報・システム研究機構 データサイエンス共同利用基盤施設 人文学オープンデータ共同利用センター )
  • 国際日本文化研究センター所蔵「日本関係欧文貴重書」データベース
    白石 恵理(国際日本文化研究センター)
  • 時間情報システム HuTime
    関野 樹(総合地球環境学研究所)
  • 東京国立博物館の所蔵する古典籍とデジタル化
    田良島 哲 (東京国立博物館 博物館情報課長)
  • 東京大学デジタルアーカイブズ構築事業について
    中村 覚(東京大学情報基盤センター/東京大学学術資産アーカイブ化推進室)
  • SAT大蔵経データベースが目指す学術基盤のエコシステム
    永崎 研宣(一般財団法人人文情報学研究所/東京大学)
  • 京都大学貴重資料デジタルアーカイブの紹介 〜人文学の学術情報流通促進を目指して〜
    西岡 千文
  • 「専門性の深化を目的とした人文系大規模データベースの構築 -ポータルデータベースと横断検索システムによる世界規模の所蔵品検索・閲覧システム-」
    ビルゲサイハン・バトジャルガル(立命館大学)
  • 複製による日本関係史料の収集とその永続的管理
    山田 太造(東京大学史料編纂所)
  • (現在調整中)
  • (現在調整中)
  • (現在調整中)
  • (現在調整中)
  • (現在調整中)
  • (現在調整中)
  • (現在調整中)
  • (現在調整中)
  • (現在調整中)


これまでに開催したイベント

[終了] 国際シンポジウム
デジタルアーカイブ時代の人文学の構築に向けて
――仏教学のための次世代知識基盤の構築―― (同時通訳付き)

開催案内 (PDF)

[会場]

東京大学文学部法文2号館1番大教室

[日時]

2018年1月6日(土)13:00(開場12:30)-18:00
   ~7日(日) 9:30(開場 9:00)-15:30 [終了しました]

[参加申込(必須)]

参加申込フォーム

[登壇者]

  • ジェイムズ・カミングス/James Cummings (ニューカッスル大学)
    A photo of Dr. Cummings
    課題と可能性― TEIを活用したデジタル・ヒューマニティーズプロジェクトを成功させるために
    "Problems and Possibilities: Working for Success in TEI Digital Humanities Projects"
    Abstract:
    TEI (Text Encoding Initiative)ガイドラインに準拠するデジタル・ヒューマニティーズ(DH)プロジェクトを創り出す場合には、成功を確実にするのに役立ついくつかの良い事例がある。ジェイムズ・カミングス博士はそういった事例の一部、特に、そこでのTEIの活用に関する側面に着目する。それは、オープンで持続可能な手法でDHプロジェクトを構築することを奨励するためである。しかし、よく知られたプロジェクトを喧伝する代わりに、ここでは問題を抱えたプロジェクトや予想外の事態に直面したプロジェクトを採り上げる。そうすることで、どのようにして特定の問題群に対して適切なツールを活用するか、どのようにしてそのようなプロジェクトを災難から救い出すことを支援するコミュニティの一部としてオープンに活動するか、ということを提示する。そして、成功に必要な要素は、最悪のケースの想定、長期保存、そして資料の持続可能性について計画しておくことであると提示するだろう。
    In creating digital humanities projects based on the Guidelines of the Text Encoding Initiative (TEI) there are some good practices that can help ensure success. Dr James Cummings (Newcastle University) will look at some of these practices, especially where they relate to their use of the TEI, to encourage those building digital humanities projects to work in an open and sustainable manner. However, instead of just trumpeting the success of well-known projects Cummings will look at some projects which have had problems or had to cope with unexpected events. In doing so he will suggest how using appropriate tools for particular problems and working openly as part of a community helped save these projects from total disaster. He will suggest the key to success is planning for the worst-case scenarios, long-term preservation, and sustainability of resources.
  • ポール・フィールターレル/Paul Vierthaler (ライデン大学)
    A photo of Dr. Paul Vierthaler
    オープンな文献学、テクストマイニング、そして、中国・チベット仏典テクストの自動的な対応付けのためのアルゴリズムの提案
    "OpenPhilology, Text Mining, and a Proposed Algorithm for Automated Alignment of Chinese and Tibetan Buddhist Texts"
    Abstract:
    この講演ではポール・フィールターレルは、仏教学・人文情報学のプロジェクト「オープンな文献学」について議論する。このプロジェクトは、ライデン大学のジョナサン・シルク教授に寄って遂行され、欧州研究機構の研究助成を受けているものである。フィールターレルは、このプロジェクトでアドバイザーの役割を務めており、今回はこのプロジェクトとその目標と現状について説明する。プロジェクトは2018年1月に始まる予定である。フィールターレルは、中国語とチベット語のテクストマイニングに固有の課題について議論するとともに、中国とチベットの仏教文献におけるパラレルな文章の発見と対応付けに有用な可能性のある、分散表現モデルに基づく方法論についても扱う予定である。
    In this lecture, Paul Vierthaler will discuss OpenPhilology, a Buddhist studies/Digital Humanities project run by Professor Jonathan Silk at Leiden University in the Netherlands and funded by a European Research Council Advanced Grant. Vierthaler, who is acting in an advisory role on the project, will describe the project, its goals, and its current state. The project is slated to begin in January 2018. Vierthaler will discuss issues inherent to text mining works written in Chinese and Tibetan and cover a possible methodology, based on word embedding models, that may be used to find and align parallel passages of text in Chinese and Tibetan Buddhist documents.
  • チャールズ・ミュラー(東京大学)
  • 永崎研宣(人文情報学研究所)
  • 高橋晃一(東京大学)
  • 小野基(筑波大学)
  • 船山徹(京都大学)
  • 下田正弘(東京大学)

[プログラム]

2018年1月6日(土)(同時通訳付き)

  • 13:00 下田正弘(東京大学)
    デジタルアーカイブ時代の人文学の構築に向けて ――仏教学のための次世代知識基盤の構築――
  • 13:20 チャールズ・ミュラー(東京大学)
    デジタルコンテンツの持続可能性 ―― Digital Dictionary of Buddhismにおける20年超の コラボレーションによる運用経験とその将来像 ――
  • 14:00 永崎研宣(一般財団法人人文情報学研究所)
    SAT DB Web版の10年から見た持続可能性と今後の展開
  • 14:40 高橋晃一(東京大学)
    非階層構造を含むテキストのマークアップ ―論理構造と物理構造の観点から―
  • 15:20
    休憩
  • 15:30 小野基(筑波大学)
    『集量論疏』第6章梵文写本校訂プロジェクト ―これまでの成果と今後の課題―
  • 16:10 船山徹(京都大学)
    数世紀にわたり変化発展した文献の新たな校本作成のために
  • 16:50
    休憩
  • 17:00
    全体討論
  • 17:00
    閉会

2018年1月7日(日)(同時通訳付き)
  • 9:30 ポール・フィールターレル/Paul Vierthaler (ライデン大学)
    オープンな文献学、テクストマイニング、そして、中国・チベット仏典テクストの自動的な対応付けのためのアルゴリズムの提案
    "OpenPhilology, Text Mining, and a Proposed Algorithm for Automated Alignment of Chinese and Tibetan Buddhist Texts"
  • 10:30
    休憩
  • 10:40 ジェイムズ・カミングス/James Cummings (ニューカッスル大学)
    課題と可能性― TEIを活用したデジタル・ヒューマニティーズプロジェクトを成功させるために
    "Problems and Possibilities: Working for Success in TEI Digital Humanities Projects"
  • 12:10
    昼休み
  • 13:30
    全体討論
  • 15:30
    閉会

[シンポジウム概要]

デジタル情報を基礎とする情報通信技術の急速な発展は、過去から継承されてきた多様で膨大な知識の、保存の形態、解釈の手立て、発信交換の方法を大きく変革し、言語や制度の壁はもとより、専門領域の境界さえも超えて、ウェブ上での共通フォーマットによる知識の提供と利用とを、広範囲に可能にしつつある。

この状況にあって、いま人文学に求められるもの、それは、日々進歩しつつある情報環境において人文学固有の知識体系を適切なかたちで継承することであり、そのためには、それぞれの専門分野が対象とする資料に潜在する構造と研究の方法的特性の双方を解明し、国際標準のフォーマットにまでもたらすことが必須の課題となる。

研究プロジェクト「仏教学新知識基盤の構築――次世代人文学の先進的モデルの提示」では、これまで、画像アーカイブの国際規格 International Image Interoperability Framework, IIIF を東アジアの人文学研究の基盤に導入し、文字の世界標準である Unicode に学術団体からの提言として世界で初めて漢字外字を登録する道を開き、さらに人文学の総合的テクスト構築方法の世界標準規格である Text Encoding Initiative に非西洋世界で初の「日本/東アジア」専門研究会を設置するなど、人文学の学術環境の刷新と国際化に寄与しつつある。

本シンポジウムは、こうした中間的な成果を踏まえつつ、欧州で開始された新たなデジタル研究環境構築プロジェクト Open Philologyや、西洋人文学研究におけるデジタル・ヒューマニティーズの現在の姿を手がかりとして、デジタルアーカイブ時代の人文学の知識基盤のありかたを模索する。

[後援]

  • 情報処理学会人文科学とコンピュータ研究会
  • 日本デジタル・ヒューマニティーズ学会


[終了] 国際シンポジウム「HathiTrustとデジタルアーカイブの未来」(同時通訳付き)

第1回人文情報学拠点シンポジウム/日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画共催事業/東大新図書館トークイベント16/科研費基盤研究(S)「仏教学新知識基盤の構築」シンポジウム

[日時・会場]

平成28年1月25日(月)13:30-17:50 (受付開始時間: 13:00) [終了しました]

伊藤国際学術研究センター(東京大学本郷キャンパス)

[開催趣旨]

 現在世界各地で構築される大規模なデジタルリポジトリは、社会のあらたな知識基盤となり、諸分野の研究環境を急速に変容させつつある。デジタルアーカイブと称されるデジタルレポジトリ構築の事業は、研究者が研究と教育に直接利用しうる環境を提供するものともなるため、従来のアーカイブ理解の枠組みを超え、各専門分野の知見を適切に反映させつつ進めるべきことが、近年重要な課題となりはじめた。米国大学図書館連合を中心とする世界的な大学図書館デジタルリポジトリ事業HathiTrustは、この課題にいち早く対応してResearch Center(HTRC)を設置し、各国のデジタル・ヒューマニティーズ研究者と連携しつつ、注目すべき成果を挙げている。本シンポジウムは、デジタルリポジトリ分野で世界の先端をゆくHTRCの共同所長 J. Stephen Downieイリノイ大学教授による基調報告に加え、日本の諸事業(国立国会図書館「デジタルコレクション」、国文学研究資料館「日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画」、SAT大蔵経データベース事業、東京大学附属図書館における研究教育への活用)を紹介し、日本におけるデジタルアーカイブの可能性と将来像を探る。

[登壇者]

J. Stephen Downie (HathiTrust研究センター共同所長, イリノイ大学図書館情報学研究科教授・副研究科長)

Hahitrust研究センター: 最新動向と新たな機会(The HathiTrust Research Center: Latest Developments and New Opportunities)」 [Abstract]

downie200.png

イリノイ大学アーバマ・シャンペーン校図書館情報学研究科教授及び研究担当副研究科長。Hathitrust研究センター共同所長。著作権で保護された大規模な文化資料データの分析手法を提供するというテーマの下、米国国立科学財団、カナダ人文社会科学会議、アンドリュー・メロン財団、英国JISC等からの助成により音楽情報の検索や分析、テクスト分析等を扱ういくつもの研究プロジェクトを率い、また、国際音楽情報検索学会(ISMIR)の設立をはじめ、様々な形で研究コミュニティに貢献してきた。この1年間は、デジタル・ヒューマニティーズ研究者支援の文脈で敦煌莫高窟の資料のデジタル化プロジェクトにも携わっている。

講演 (英⇔日 同時通訳あり)

大場利康(国立国会図書館 電子情報部 電子情報企画課長)

ohba200.jpg

1967年生。国立国会図書館電子情報部電子情報企画課長。1990年東京大学教養学 部教養学科(科学史及び科学哲学)卒。2004年東京大学大学院人文社会系研究科 (文化資源学)修士卒。1990年国立国会図書館入館。古典籍、レファレンス関連 システム担当等を経て、2010~2012年に関西館電子図書館課長として電子図書館 事業を担当、2012~2014年には電子情報部電子情報流通課長として国立国会図書 館東日本大震災アーカイブ(ひなぎく)の立ち上げにかかわる。2014年4月より 現職。

山本和明(国文学研究資料館 古典籍共同研究事業センター)

yamamoto200.jpg

1962年生。国文学研究資料館古典籍共同研究事業センター副センター長(特任教授) 神戸大学文学部国文科卒、同大学院博士課程満期退学。相愛女子短期大学、相愛大学を経て現職。日本近世近代文学研究者 (http://researchmap.jp/read0042033)。2014年度よりスタートした学術フロンティア促進事業「日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画」を推進している。関連する論考に「国文学研究資料館・日本語の歴史的典籍のデータベース構 築につい て」(情報の科学と技術 65(4), http://ci.nii.ac.jp/naid/110009923167)、「大型プロジェクトの進捗状況について」(リポート笠間No.59)がある。

下田正弘(東京大学大学院人文社会系研究科)

shimoda200.jpg

東京大学大学院人文社会研究科教授。同研究科次世代人文学開発センター人文情報学拠点長。 『涅槃経』をはじめとした大乗経典の研究に取り組む傍ら、SAT大蔵経テキストデータベース研究会を主宰し『大正新脩大藏經』一億字強のテキストデータベースの作成公開を主導した。 仏教学を中心としつつ人文学全般の方法論がデジタル時代にどう展開されるべきかについての研究教育に取り組んでおり、科研費基盤研究(S)「仏教学新知識基盤の構築―次世代人文学の先進的モデルの提示」を本年度より遂行中。 日本デジタル・ヒューマニティーズ学会会長、日本印度学仏教学会理事、 日本佛教学会理事、東方学会理事、日本宗教学会常務理事等をつとめており、 著書に『涅槃経の研究−大乗経典の研究方法試論』(春秋社、1997)、『パリニッバーナ−終わりからの始まり』(日本放送出版協会、2007)等、編著書に『シリーズ大乗仏教』全10巻、春秋社)等がある。

堀浩一(東京大学附属図書館副館長、大学院工学系研究科)

hori200.jpg

東京大学大学院工学系研究科教授。東京大学附属図書館副館長及び新図書館計画推進室長を兼任。主たる研究分野は人工知能。工学博士。1984年より国文学研究資料館において国文学研究のための人工知能システムの研究開発に従事。1988年より東京大学に所属。関心のある研究領域は、基礎的な人工知能の哲学から人工知能技術の応用にまで及んでおり、知の進化を支援するという図書館の新しい役割もそこには含まれている。 IEEE, ACM, 電子情報通信学会, 情報処理学会, 人工知能学会, 日本ソフトウェア科学会、 日本認知科学会会員。2008年-2010年人工知能学会会長。

[プログラム]

 13:30-13:40 開催趣旨

 13:40-14:30 基調講演 J. Stephen Downie氏

 14:40-15:10 講演 大場利康氏

 15:10-15:40 講演 山本和明氏

 15:50-16:20 講演 下田正弘氏

 16:20-16:50 講演 堀浩一氏

 17:05-17:50 全体討論

[共催]

  • 東京大学大学院人文社会系研究科次世代人文学開発センター人文情報学拠点
  • 国文学研究資料館
  • 東京大学附属図書館
  • 科学研究費補助金基盤研究(S)「仏教学新知識基盤の構築―次世代人文学の先進的モデルの提示」

後援

  • 一般財団法人人文情報学研究所
<--#past-->
ページのトップへ戻る