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オンライン検索システムの使い方

SAT 2012 の利用方法について
こちらをご覧ください。


SAT 2007 Web検索サービスの利用方法について
大蔵経テキストデータベース研究会(2008年4月1日版)

SAT Web検索サービスは、SATが作成したテキストデータベースをWeb上で検索・利用できるようにしたものです。ここでは、その利用方法について説明します。

ここで説明するのは、以下の4点です。
1.トップページからツリーをたどって目指すテキストを閲覧する。
2.検索窓から全文検索を行う。
3.ページ閲覧モードについて
4.他のサイトからのリンク

1.トップページからツリーをたどって目指すテキストを閲覧する

各テキストは、大正新修大蔵経の巻にならってツリー化されています。目指すテキストの部・巻をクリックすると、巻に収録されているテキスト名のリストが表示されますので、テキスト名をクリックすると、テキストの最初のページが表示されます。ページの閲覧については、後述します。

2.検索窓から全文検索を行う。

検索サービス画面上部のウインドウにキーワードを入力して「search」ボタンをクリックすると、SATの全テキストデータに対して全文検索が行われます。この場合、CHISEシステムの文字オントロジーデータと、DDB ( Digital Dictionary of Buddhism )の全文検索機能において用いられている異体字対照表とを参照し、類似漢字によるキーワードを再構成した上で検索が行われます。(この検索は、現時点では、返り点・句読点を省いたテキストを対象として行われます。)
検索結果は画面右側に30件ずつ表示されます。同時に、画面左側に部・テキストのツリーが表示されます。特定の部、もしくはテキストに検索対象を絞り込みたいときは、該当するチェックボックスをクリックしてチェックを入れてから「Search in detail」ボタンをクリックしてください。そうすると、絞り込み検索結果が表示されます。
各検索結果の内容を閲覧する場合は、「show」をクリックしてください。そうすると、該当箇所を含むテキストが表示されます。さらに、そのページ全体を確認したい場合は、画面上部のページ番号をクリックしてください。そうすると、通常のページ閲覧モードに戻り、該当ページが表示されます。

3.ページ閲覧モードについて

 各種機能を以下に列挙します。
・ページの切り替え
 画面上部のページ番号ボタンや矢印ボタンをクリックしてください。
・外字・梵字などの表示
 文字コードによる表示ができないものは、文字画像で表示しています。
・大正新修大蔵経の校注の表示
 本文中の数字の付いたボタンをクリックすると表示されます。
・行番号の表示・非表示
 行番号無・行番号有のリンクをクリックしてください。
・『Digital Dictionary of Buddhism 電子佛教辭典』 の見出し語検索
 テキスト本文を選択すると画面右側のボックスに該当する見出し語が表示されます。それぞれ、辞典の内容のページにリンクされています。なお、この辞典の閲覧にはユーザ認証が必要です。辞典のアカウントをお持ちでない場合は、「guest」でログインしてください。詳しくはPassword Access Policiesをご確認ください。
・INBUDSの検索
 画面右上のテキストボックスに検索語を入力し、「Search INBUDS」をチェックしてから「Search」ボタンをクリックすると、INBUDSの論文題目データベースを検索できます。ここでも類似漢字検索が行われます。関連する論文を探す際にご利用ください。

4.他のサイトからのリンク

SAT Web検索サービスは、他のサイトからSATテキストデータベースを直接参照できる仕組みを提供しています。この仕組みには、(1)ページ閲覧モードで該当箇所を表示させる方法と(2)該当箇所の本文テキストのみを表示させる方法があります。なお、いずれの方法も、本文テキストの「最新版」を参照するための方法であり、本文テキストの修正があった場合にはそれが反映されたものになることにご留意ください。修正後も修正前の版、あるいは特定の時点の版を参照したい場合には、バージョン情報の参照方法を検討中ですのでもう少々お待ちください。

(1)ページ閲覧モードとして該当箇所を表示させたい場合は、

" http://21dzk.l.u-tokyo.ac.jp/SAT/TP "

というURLの後に、以下の書式で該当箇所を記述し、最後に.htmlを付加してください。

[0-9]{4}[a-z_],[0-9]{2},[0-9]{4}[a-z][0-9]{2}

テキスト番号,巻番号,ページ・段落・行

たとえば、

http://21dzk.l.u-tokyo.ac.jp/SAT/TP0099_,02,0009a10.html [リンク]

というURLで、該当ページがページ閲覧モードで開き、10行目のアンカーがウインドウ上部に表示されます。

(2)テキスト本文のみを必要とする場合には、

" http://21dzk.l.u-tokyo.ac.jp/SAT/T "

というURLの後に、以下の書式で該当箇所を記述し、最後に.htmlを付加してください。

書式は

[0-9]{4}[a-z_],[0-9]{2},[0-9]{4}[a-z][0-9]{2}

テキスト番号,巻番号,ページ・段落・行

となっており、範囲選択をする場合は始点と終点の行番号を「 : 」で区切ります。 たとえば、テキストNo. 1、第1巻、10ページのa段1行目から5行目までを参照したい場合は、以下のようになります。

0001_,01,0010a01:0001_,01,0010a05.html [リンク]

なお、こちらの方法は、該当箇所のみを表示するための仕組みであり、ページを切り替えたりするにはもう一つリンクをたどる必要がありますのでご注意ください。

終わりに

SATテキストデータベースおよびSAT Web検索サービスは、今後も改良・開発を続けていく予定です。お気づきの点がありましたら、お知らせいただけますと幸いです。今後の参考とさせていただきます。