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欧州におけるデジタル学術編集スプリングスクールへの参加

前年に続き、フランス国立科学研究センター(CNRS)のMarjorie Burghart博士が Soutien aux coopérations universitaires et scientifiques internationales の助成により開催した デジタル学術編集スプリングスクールは、2019年は ボロメオ家のアーキビストLorena Barale氏がホストとなり、 ミラノ北方のマッジョーレ湖畔の町、ストレーザにて4月上旬に開催され、本拠点が開講する授業の受講生4名が参加した。主に欧州中世研究におけるTEIガイドラインの活用手法と、Gephiを用いたその視覚化についての講義が提供され、当拠点からも永崎客員研究員が講師としてアジアにおける中世資料のデジタル研究について講義を行った。

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(文書館のあるイソラ・ベッラ島にて)

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(文書館内にて)

受講生による参加報告を以下に掲載する。欧州の人文学教育におけるデジタル技術の扱われ方の具体例としても役立てていただければ幸いである。

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(Gephiのハンズオンセッションの一場面)

※参考:2018年はクロスターノイブルクにて開催された(レポート