ごあいさつ のバックアップの現在との差分(No.1) - 次世代人文学開発センター 萌芽部門 データベース拠点・大蔵経DB
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[[ごあいさつ:http://21dzk.l.u-tokyo.ac.jp/CEH/index.php?%E3%81%94%E3%81%82%E3%81%84%E3%81%95%E3%81%A4]] (データベース拠点・大蔵経 代表 下田正弘)

#ref(http://21dzk.l.u-tokyo.ac.jp/CEH/image/shimoda.png,left,nowrap,around,nolink,下田先生の写真)
 膨大な量の計算を高速度に処理する計算機個人端末と、それらを連携し世界規模の情報交換を瞬時に可能にするインターネットとは、わずか二十年足らずのうちに生活世界に広く浸透し、現代知識社会の基盤となりました。この社会基盤を研究の領域で十全に活用するためには、研究資料と研究成果の全体を適切にデジタル化し、研究分野の特性に応じて供給する新たな知識基盤の整備が必要です。

 なかんずく、過去から継承される多様で膨大な文化資源に立脚する人文学の領域にとって、この媒体の転換が適切に遂行されるか否かは、学問の将来を決める重要な課題であります。紙媒体から電子媒体へ、アナログからデジタルへ、媒体と記述形式とを転換しながら、伝統的人文学の成果をたしかに継承するためには、人文学の知見を基礎としつつ情報学の知識を適切に導入しうる、人文情報学の育成と構築が急務です。

 この課題に向き合うためには、一学問分野の基盤となる規模の大型資料データベースを構築した先駆的分野を確保し、そこに生起したさまざまな問題を詳細に分析して、次世代人文学の進むべき方向を模索し開拓することが必要です。

 この「データベース拠点・大蔵経」は、二千年の歴史をかけて東アジアに結実した大蔵経という、全仏教の知識が包含されたデジタルテキストコーパスを基盤とし、そこにアジア各地に継承された膨大な仏教の知識と、世界各地で生み出される現代の研究成果とを重ね合わせることによって、新媒体における人文学の将来像を探るための実験場として設立されました。